実務者研修を実施してくれるスクールがいくつかあるので、見比べてみましょう。受けやすい開講日程や通いやすい立地で選ぶと途中で挫折しにくくなります。自宅で受けられる講座も増えており、仕事をしながら受講していける体制を作ってくれるところも多いです。
ホームヘルパー1級、2級の資格は2012年度に廃止され、実務者研修、介護職員初任者研修に引き継がれました。ホームヘルパーが訪問介護に特化していたのに対して、実務者研修は全ての介護業務に従事するために必要な内容を学習します。
ホームヘルパー1級の資格では介護福祉士の受験要件を満たすことができません。ホームヘルパーの資格を持っていると実務者研修の受講科目が一部免除されるので、何か資格のある方は一度確認してみましょう。
従来のホームヘルパーの資格の内容が拡大されて、実務者研修のカタチへと変化しました。実務者研修のほうが介護分野を網羅的に学ぶことができるようになったのです。そのため、これから介護職のプロとして働いていくことを考えている方は、時間をかけてでも知識を習得しておきましょう。介護福祉士の受験を考えている場合はほぼ必須の研修となっていますので要チェックです。
ホームヘルパー1級の資格を持っていたり、介護職員基礎研修の受講経験があったりすると、実際に受講が必要な講座の数は大幅に減ります。短期間で受講修了を目指すのであれば、自分が実際に受けなければならない講座の量を確認してみましょう。もちろん学びなおす意味で全ての研修を受講しても問題はありません。通信教育なども活用してうまく時間を作って受講していきましょう。
きちんとした知識があれば、リーダーとして人を管理、指導する側にも回れます。
資格を持たない人は介護報酬が減額されてしまうため、資格を持った人は重宝されます。
実務者研修を修了していれば、喀痰吸引等研修が実地研修のみで済みます。
資格試験とは異なり、研修を受けることが目的なので、最後の修了試験はきちんと研修を受けていれば合格できる内容になっています。万が一、1度で受からなかったとしても、足りなかった部分を勉強しなおすなど対策が打てるので、時間をかければ確実に修了できる研修です。